入院生活

子どもの入院生活で気を付けること

保護者
保護者
急に入院が決まったわ、何を準備したらいいのかしら?

はじめてのことで心配…

看護師
看護師
小児病棟の経験を元に、子どもの入院生活で気を付けることについて解説します

子どもの入院生活で知っておいてほしいこと

予定された入院、いきなりの入院、どちらも不安になりますよね。

ここでは入院生活で心がけたいこと3つを紹介します。

①持ち物や入院生活の流れを看護師に確認する

入院する病院によって準備するものは異なります。また、持ち込みを制限されるものもあります。

緊急の入院では、家族に荷物をもってきてもらう必要がでてきます。パンフレットや見本などがあれば写真で共有しましょう。

また、病院によって「保護者が24時間付き添うか」「子どもひとりで止まるのか」といったルールも異なります。また面会時間は平日や休日で違うこともあるので確認しておきましょう。

②ベッド柵を必ず上げる

子どもの入院生活で多い事故は「転倒・転落」です。

転落は病室内のベッドからのことが多いです。

子どものそばを離れるときは必ずベッドの柵を一番上まで上げましょう。

頭部打撲による頭蓋内出血が起これば追加の治療が必要になったり、手術を控えた場合であれば延期になる恐れがあります。

ベッド柵の上げ下げの仕方は面会者同士でも確認しておきましょう。

③何か変だなと思ったらすぐにナースコールを

子どもの病状の変化は「いつもと様子がちがう」「なんか変な感じがする」といった保護者からの訴えで把握することもあります。

機嫌や食欲、排泄状況などいつもと違うことがあったらナースコールで知らせてください。

また、子どもにつながっている医療機器(点滴やモニター、ドレーン類)が外れている、いつもより長いor短い気がする、色が変な気がするときもすぐに知らせてください。

看護師もこまめに観察していますが、早期発見が退院を最短にすることにつながります。

ぜひ「何かちがう」を大切にしてください。

 

入院生活、特に自分の子どもの入院は不安がつきものです。

何かわからないことや不安な点があったら看護師や医師にお知らせください。

 

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