職員への保健指導

職員への熱中症指導のポイント

梅雨が明けたら本格的な熱中症のシーズン。

幼稚園や保育園での熱中症予防について悩む保健担当者や看護師もいるのではないでしょうか?

看護師
看護師
職員への熱中症予防の指導について、保育園での実体験を元にご紹介します。

職員への熱中症予防指導

子どもは自分で自分の体の状態を正確に訴えることが困難です。

子どもの熱中症を防ぐためには大人である職員のかかわりが重要になります。

職員への熱中症指導のポイントを紹介します。

子どもの熱中症リスクを伝える

子どもは大人より熱中症になりやすいです。

理由は

  • 体温調整機能が未熟
  • 身長が低い分地面に近いため、地表からの熱の影響を受けやすい
  • 体の異常を自分で訴えることができない

といったものがあります。

特に最後の「体の異常を自分で訴えることができない」は重症化につながる要因にもなります。

職員に対し、このような子どもの特徴について思いあたるエピソードがあれば話し合ってもらいましょう。
看護師
看護師
ちなみにわたしが保育園でこのワークをやったときは「熱がこもりやすい」「あたまが痛いはずなのに、なんか変~としか言わない」といったエピソードがでました。

暑さ指数について共有する

暑さ指数(WBGT)とは、熱中症を予防のための指標です。

詳しくは以下をご覧ください。

熱中症リスクは気温より「暑さ指数」で判断しよう 子どもと学ぶ場合 難易度:(数字がわかるようになったらチャレンジしてみよう) 熱中症のリスクがわかる!?...

保育園によっては、園独自ルールとして、暑さ指数が何度以上で「お散歩禁止」「水遊び禁止」と指示されているところもあるようです。

たまに、暑さ指数と外気温を同じものだと思っている職員がいます。同じ単位(℃)ですが、違うものであることを再共有しましょう。

暑さ指数を毎日掲示する

暑さ指数は環境省のホームページで確認することができます。

また、予測値をメールで定期的に受診することも可能です。

わたしの保育園では玄関の掲示スペースにこのようなポスターを貼り、出勤時に暑さ指数を書き換えています。

これにより、職員がその日の保育の予定を検討することができます。

看護師が休みの日は園長先生に掲示をお願いしています。

熱中症の応急処置について伝える

熱中症にならないための予防も大事ですが、なってしまったときの対応も知っておく必要があります。

保護者向けに書いた記事ですが、職員指導の参考にもなると思うのでぜひご覧ください。

熱中症になったら何をする? https://www.kidscare-ns.com/nettyuusyou/ https://www.kids...

 

子どもの熱中症は大人(職員や保護者)の行動や気づきで防ぐことができます。ぜひ、施設で熱中症について話し合う機会を設けてみてください。