保護者
保護者
子どもにイライラするのをやめたいんです…

看護師
看護師
子育てのイライラ、やめなくてもいいですよ

子どもにイライラするのはなぜ?

子どもは発達が未熟です。

  • 大人に比べて体が小さく、外部刺激に弱い
  • 食事や排泄等の生活動作が自立していない
  • 言葉や伝える技術の未熟さで会話ができない
  • 危険なことの把握が弱く、危険予知能力が低い

このように、大人がよく目で見て、手をかけ続けなければ、子どもは生きていけません。

イライラした原因になる子どもの行動を振り返ってみましょう。それらのすべてが、子どもの未熟さからくるものだと思います。

子どもを生かすためには、未熟(=イライラの原因)と付き合い続ける必要があります。だからこそ、子育て中に子どもにイライラするのは至極当然のことなのです。

怒りの感情は悪ではない

「怒ることをやめたい」と考えているということは「怒りを悪(あく)」と捉えていませんか?

実は、怒りは悪いものではないのです。

そもそも感情に善し悪しはない

喜び、悲しみ、驚き、恐れ、嫌悪、期待…わたしたちは様々な感情をもつことができます。

これらの感情を「喜びや期待はいい感情」「悲しみや嫌悪は悪い感情」と自身のなかでラベリングしていませんか?

もしそうなのであれば、今日から「感情はただの反応」と考えてみましょう。良い悪いもなく、ただ自分がそう反応しで感じただけ、です。

怒ることに罪悪感を感じる必要はない

感情は反応、ただそこにあるだけ。

その反応にわざわざバツをつけて、罪悪感をしてしまうと、その反応をした自分自身を否定してしまいます。

やっかいに思える感情も、実はわたしの大切なものです。

怒りを忌み嫌ったりせず、ニュートラルに捉えましょう。

イライラしたらまず受け止めよう

イライラすることは、子育て中の当たり前な反応です。

その反応を悪ととらえず、ただ「イライラしているんだな、わたし」と受け入れてみましょう。

否定も過度な肯定もせず、イライラしているわたしを空からみているような感覚です。

受け入れることは自分を肯定すること

「自己肯定感」という言葉を聞いたことはありますか?

「ありのままの自分に価値がある」と認める感覚で、自己肯定感が高いと、心穏やかに過ごすことができます。

感情を受け入れることも自己肯定感を高めることにつながります。

イライラも悲しみも、全部もっていていい感情なのです。

受け入れないとどうなる?

受け入れようとせずに、罪悪感などの負の感情をもつことは、感情がどんどん独り歩きして、余計な不安を呼び寄せてしまいます。

一見、受け入れないことが、感情から離れられる方法だと思われがちですが、実は向き合うことこそが感情にとらわれずに生きるために必要な行動なのです。

親が葛藤する姿をみせることも、子育て

前述のとおり、子育てはイライラしてもいい(するのが当然)ものです。

そしてそれは、子どもに無理に隠す必要はありません。

(子どもの心身の健康を害する行動はもちろんNGです)

ママ・パパだって人間、完璧じゃありません。

イライラする→そんな自分を受け止める→美味しいものを食べてリフレッシュする→元気になる、そんな回復過程をみせていくことは、子どもの生きる力を育てていきます。

まとめ

子育ては思い通りにいかない、イライラと付き合うことです。

そんなイライラも、悪いものとしてとらえず、受け止めていくことは、子どもの健やかな成長にもつながります。 

イライラしたときに、この記事を思い返していただけますと嬉しく思います。